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3度の飯よりジャズピアノ|ツーファイブワンをVペンタ一発で。


Dm7一発のフレージング、Cペンタトニック(=Amペンタトニック)を使っています。
え?Dm7なんだからDmペンタじゃないの?
とお思いの方もいると思います。
Dm7にとってCペンタがどんな音になっているのか、確認しましょう。
こんな感じ、コードに対してぶつかっている音はありません。
3度、ファの音がありません。
Dsus4のような響きになります。
So What などのモードの曲で使ってみてください。Dドリアン一発なので、同じようにCペンタ一発でアプローチできます。

今回これだけでは終わりません。
このCペンタ一発のフレーズを、キー「F」の251(Gm7-C7-FM7)で使います。動画の後半です。
251の5のペンタ、Vペンタと書くことにします。
ダイアトニックな音のみで構成されるペンタはIペンタ、IVペンタ、Vペンタがあります。

IペンタにはC7とぶつかってしまう音が、
IVペンタにはFM7とぶつかってしまう音があります。各自でご確認ください。
VペンタにはIIm7-V7-IM7全てに綺麗に響きます。
確認しましょう。

長いツーファイブワンでも、Cペンタ一発で。
コード感のあるフレーズでは全くないですね。
先ほどDmペンタでCペンタを使ったように、
Gm7-C7-FM7のGm7で、全音下のペンタ、Fペンタを使ってみましょう。
C7-FM7ではCペンタ一発です。

・まとめ
251では5のルートと同じペンタ一発でフレージングできる。
マイナーセブンではルート対して全音下のペンタも使える。
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