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3度の飯よりジャズピアノ|Fブルースでのアドリブ、その8:b7を足す。

Fメジャーペンタトニックに音を加えます。b7,Ebの音を足しましょう。

Ebの音を足してみました。

F7のコードトーンが全部含まれています。F7にピッタリのスケールなので積極的に使うようにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じです。今度はこれに一音減らします。Fを無くします。

FメジャーペンタにEbを足し、Fを除いたもの。

これはCメジャーペンタの3度を半音下げたものと同じになります。

メジャーペンタの3度を下げたもの、、どこかで聞いた言葉ですね。

その6でやりました。

Bb7でFメジャーペンタの3度を半音下げた5音を使いました。

 

こんな感じ、ブルースの1,2小節目のF7、Bb7でこのアイデアを使います。

F7でCメジャーペンタの3度半音下げを使い、次の小節でそれを完全4度上に移調します。

このアイデアのフレーズをハモらせてみました。

ピアノならではのブルースフレーズです。

Fメジャーペンタ(経過音アリ)にEbの音を足します。

Fの音にターゲットを合わせたフレーズのFの音をEbの音にしてみました。

Fマイナーペンタのb3の音を半音上げてみます。

マイナーペンタとメジャーペンタが少しごちゃ混ぜになったような、

マイナーペンタで降りてメジャーペンタになるような。

 

 

 

 

 

 

上がF7(とBb7以外)

下がBb7で使える音使い、音を増やしていったらこんなに沢山になりました。

このスケールの中には経過音として使ったほうがいい音もあるので、ただこのスケールを上下するだけでは

ブルースらしくはなりません。

今までやってきたアプローチを足していったらこういうスケールになりました、というものです。

 

 

ジャズフレーズ集のオマケ特典として、ブルースのこのソロ2コーラス分が収録されています。

本編にも2コーラス収録されています。

 

 

ペンタトニックに音を加えてうんぬんのアプローチは今回で終わり。

あともうちょっとだけ続きます。

 

都内でレッスンもやっています。

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